【エントリーシートの書き方】NGな表現や文章を使ってませんか!?



これはダメなエントリーシートの特徴

 企業の採用担当者は、日々、沢山のエントリーシートを見ています。だからこれはダメなエントリーシートとすぐにわってしまい、そのパターンも熟知しています。
 一体、どういった事がNGとなるのか、就活に励む学生にとっては、選考を通るためにも、喉から手が出るほど欲しい情報ですよね。
 そこで今回は、採用担当者が見てすぐに却下してしまう、ダメな書き方をしているエントリーシートをご紹介しましょう!

ダメなエントリーシート
  1. 日本語のおかしい文章で書いている
  2. 手書きの場合の字の汚さ
  3. 専門用語を羅列したものを作成している
  4. 抽象的な施策になっている
  5. 説明が長く、句読点の使い方がおかしい
  6. 何度読み返しても、ポイントが理解できない

 このようなことは、自分でできていると思っていても、案外当てはまる可能性があります。
何がどうダメなのか、具体的にご説明しましょう。

おかしな日本語の文章で書いている

まずは、「書き言葉」の日本語で、文章を作成していないことです。
このことは、多くの学生が注意している箇所でもありますが、意外と守られていないことがあるのです。
例えば、最近の流行の言葉、若者言葉で文章を作成していることが挙げられるでしょう。

友人同士で話す分には良いですが、就活はそのような場ではありません。
話し言葉でなく、「書き言葉」で書くようにする、これを習慣づけましょう。
これには、すぐに分かる言葉もあれば、書き言葉だと勘違いして認識している言葉も中にはありますよね。使っても差し支えない言葉か迷う時は、調べながら進めるようにしましょう。

手書きの場合の字の汚さが目立つ

最近では、エントリーシートをコンピューターで作成し、提出しても良い企業が増えています。
しかしながら、企業により手書きで提出することを前提にしている企業もあります。
手書きの際に注意したいのが、「字の丁寧さ」です。
エントリーシートに限らず、提出する書類は綺麗な字で書くことが基本になります。

しかし、丁寧に書くという簡単なことが意外とできていないことが多く、損をしている人は必ずいると言っても過言ではありません。

特に、男女平等が定着している現在であっても、女性の「字」は印象を大きく左右します。
性別が理由になる訳ではありませんが、イメージダウンになることは間違いないので、気をつけるに越したことはありません。

専門用語を羅列したものを作成している

3つ目は、専門用語を多用してしまい、読んでいる人が理解できない文章になっていることです。
これは、理系や学識の高い学生に多く見られる傾向があり、「自分が優秀である」というアピールの気持ちが隠れています。
ですが、専門分野にそこまで特化していない採用担当者が見た時、内容を理解できるでしょうか?

本当に優秀な人は、難しい説明であっても、誰にでも分かるような言葉を使って説明するように心がけるものです。
英語の羅列している用語や専門用語は、その知識が必要な時に使えば良いですよね。
どのような状態でも、難しい用語を使わないというのは、ビジネスにおいても大切なスキルの一つです。

専門用語を多発したものを作成する事がアピールにつながると思っているうちは、自己満足の域を超えていないと捉えられる可能性があることを、自覚しましょう。

抽象的な施策になっている

4つ目は、アピールしたい内容を一般的に書いてしまい、具体性に欠けてしまうことです。
例えば、「アルバイトで○○をやりました」という内容を作成したとしましょう。
この内容は、極端ですが、他の人でも内容を入れ替えればアピールできることですよね。
誰でもできるようなケースを書いてしまうのは、NGです。

説明が長く、句読点の使い方がおかしい

5つ目は、文章中の句読点の使い方に関することです。
応募者の中には、1文が10行にもなる長文を作成してくることがあります。
これでは、読み手が文章を読み、理解するのに時間がかかりますよね。

また、句読点を打っていない文章というのもあります。
これでは、どこで区切って意味を読み取れば良いのか分かりません。
これは、内容面の優劣というより、文章の読みやすさに関わっていることですから、最低限読みやすい形に整えるようにして下さい。

何度読み返しても、ポイントが理解できない

最後のパターンは、ポイントが分かりにくいことです。
これは、採用担当者が読んでいて理解できないというだけでなく、書き手も意味を理解して書いていないことが含まれています。
要するに、応募者側が書きたい内容をきちんと書けているのか、という問題に直面することになりますよね。

原因の一つには、内容作成のセオリーである書き方の順番通りに書かないことが関係しています。
話が飛んでいては、読み手も書き手も正しく理解できませんよね。
何度読み替えてしても分からないエントリーシートは、忙しい採用担当者からすると、すぐに避けられてしまうでしょう。

ダメなパターンの共通点

ここまで、ダメなパターンを6つご紹介しましたが、共通点があることに気付けますか?
それは、自分本位で内容を考え、文章化しているということです。
自分で書きたい内容を書くというのは、簡単です。
しかし、読んだ相手にも同じように伝わるかどうかは、別問題です。
自分だけが満足している状態は、ダメなパターンに陥る危険信号、ということですね。

最後に

今回は、エントリーシートの書き方でNGなパターンをご紹介しました。
人によっては、ちょっとドキッとした内容もあったのではないでしょうか。
自由度の高いエントリーシートは、もはや企業にとって欠かせないバロメーターになりますから、ダメなパターンに陥るとドツボにハマってしまいます。
全てを一気に改善できなくても、まずはできる項目から改善するようにしてみましょう。

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