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オンライン面接攻略②話し方編

就職活動で企業と面接する際は、オンラインでの面接が増えています。
ほとんどの人はオンライン面接に不慣れですが、どのような点に気を付けなければいけないのか、ご存じでしょうか?
注意したい点はいくつかありますが、今回はその中でも重要な“話し方”について解説します。

目次

普通の面接との違いに注意

オンライン面接と普通の面接の大きな違いは、実際に相手と相対していないということです。
それによって違いが生じるのですが、その違いを意識して話すことが大切となります。

相対しているかどうかで大きく変わる点は、相手の表情が伝わりにくいという点です。
テレビなどを見ていると、出演者の表情はよくわかります。
しかし、それは高画質のカメラを使い、大きな画面で見ているからです。

それに対してオンライン面接では、それほど高画質なカメラを使うことはありません。
ホームカメラで高級なモデルは、画素数が800万画素以上です。
それに対して、オンライン面接用のWebカメラでおすすめされているのは100万画素以上、多くても200万画素あれば十分といわれています。

これでは、細かい表情まで伝わりません。
かといって、あまり高画質にこだわるとラグが生じやすくなり、音声が途切れてしまうこともあるので本末転倒です。

また、それを避けるために相手が表示する画質を落としていることもあります。
そのため、高画質での通信にはあまり意味がありません。
だからこそ、表情が見えにくくてもスムーズにやり取りできるようにする必要があるのです。

伝わりにくさがよくわからないという人は、直接会ったときと電話で話すとき、チャットなどで話すときのそれぞれの違いを考えてみましょう。
チャットよりも電話、電話よりも直接会う方が、より相手のことがわかるでしょう。
それと同じことです。

話し方で注意する点は?

では、実際に話す時は、どういったことに気を付けるべきでしょうか?
オンライン面接では、話し方ひとつで相手に与える印象は大きく変わります。
敬語に気を付けるのは当然ですが、それ以上に注意する点があるのです。

最初に話す時は、大学名や名前を言いますが、その際にきちんと聞こえているかを確認しましょう。
マイクの設定ミスなどで、声が届いていないこともあるため、音声の確認が必要になるのです。

また、目線がつい画面に向いてしまうことが多いのですが、自分が話す時は目線をカメラに向けるようにしましょう。
相手の画面には、カメラを通じて映るのですから、相手と目線を合わせるならカメラを見なくてはいけないのです。

相手が話しているときは、画面のほうを見ます。
ただし、完全に画面を見ているとうつむいているようにも見えるので、画面が視界の下部に映るようにした方がいいでしょう。
相手の表情や身振りなどを見逃さないように、注意しましょう。

面接中、メモを取ることは問題ありません。
その際は、机があるからとメモを机に置いて、覆いかぶさるように書かないように気を付けてください。
あくまでも、画面やカメラからは目を離さないように注意しましょう。

実際の話し方として、普段より大きい声で話すことを心がけましょう。
また、普通の面接ではあまり動きをつけて話すことはありませんが、オンライン面接の場合は感情を伝えるためにも身振り手振りを付けながら話すべきです。

語尾は、普段よりもはっきりとするように話してください。
話の抑揚も、意識して大きくなるように話しましょう。
オンラインなので、相手に自分の話がしっかりと伝わるように工夫する必要があるのです。

早口になると聞き取りづらいため、普段よりもゆっくりの口調になるよう心掛けてください。
また、話している間はカメラを見ますが、同時に画面にも意識を向けましょう。
もしかしたら、話の途中でも質問などをされるかもしれません。

オンラインでは、相手と音声がかぶってしまうのは非常に気まずいものです。
そうなったときは、焦ってしまいその後早口になったり、思わぬことを口走ったりして失敗することも増えてしまいます。

それを避けるために、会話のキャッチボールを意識しましょう。
自分が一方的に話すのではなく、相手に興味を持ってもらえるように話すことを心がけて、相手からの反応を見ることが大切です。

オンラインの場合、普段よりも相手の話を聞き逃しやすくなるため、話を聞く際はきちんと集中するように心がけてください。
相手の話が終わってからは、沈黙を避けるために焦って話すのではなく、一拍おいてから話すことを心がけると、スムーズに会話が進みます。

まとめ

オンライン面接の話し方は、普通の面接とは違った点に気を付けなくてはいけません。
言葉の抑揚などには、特に注意するべきでしょう。
抑揚なく話していると、相手に伝わりにくいのです。
画面からは感情が伝わりにくい分、声に感情を込めて話すことを意識しましょう。
目線の位置にも気を付けて、自分の言葉を伝えるようにしてください。

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