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テレワークのデメリット

テレワークは、多くのメリットがある働き方です。
しかし、メリットだけではなくデメリットがあることも知っておかなくてはいけません。
テレワークのデメリットとは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
その詳しい内容について、解説します。

目次

自己管理が必要になる

テレワークでしっかりと仕事をするには、自己管理が不可欠です。
普段なら、上司や同僚の目が気になって仕事をさぼることはできませんが、自宅で作業をする場合はほかの人の目がありません。
そのため、自分を厳しく律する必要があるのです。

まず、始業時間は自分できちんと決めておき、毎日その時間から仕事を始めます。
早起きして前倒しで始める場合は別にいいのですが、寝坊して始業時間に遅れることは避けなくてはいけません。

また、1日の仕事量も自分で設定することになります。
全体のスケジュールを決めて、そこから1日にどれだけやればいいのかを考えるのです。
しかし、慣れないと仕事量が足りなかったり、あるいは時間内に終わらず時間が伸びてしまったりすることもありえます。

自分のパソコンで仕事をすると、つい仕事以外のことをしてしまう方もいるでしょう。
ネットサーフィンやゲームなど、普段やっているものに手を出してしまいがちです。
仕事の時間とプライベートの時間を、明確に分ける必要があります。

普段とは違う環境で仕事をする以上、普段通りに仕事ができるかどうかは自分次第です。
自宅で仕事をするからといって、プライベートとは違うということをはっきりと意識して、気持ちを切り替えて仕事に取り組みましょう。

コミュニケーションが難しい

オフィスで仕事をする際は、自分一人ですべてをこなすわけではありません。
時には、周囲の同僚や上司とコミュニケーションをとり、お互いにアドバイスをしつつ仕事を進めていくこともあります。

しかし、テレワークになると気軽に聞くということもできなくなります。
何かを聞きたい時は、チャットやメールでしっかりと聞かなくてはいけないのです。
ましてや、雑談をする機会はもっと少なくなるでしょう。

つまり、テレワークになるとコミュニケーションをとる機会が大幅に減ってしまうのです。
チームで取り組む仕事などは、そのせいで連携がうまくいかないこともあり得ます。
また、メール等で質問をするのが苦手で、わからないところをそのままにしてしまう人もいるでしょう。

適切に評価されづらい

普段は、仕事に向かう姿勢と成績、成果物などをトータルして、上司が勤務評定をつけています。
しかし、テレワークになるとそれができなくなります。

勤務態度などを評価できないので、必然的に評価の中心となるのは成果物や成績になります。
それはつまり、結果をもとに評価するしかなくなる、ということです。

昔であれば、何をやっても成績が優秀ならいい、という会社も少なくありませんでした。
しかし、今は健全な会社が増えていて、成績が良くてもそれ以外でマイナス評価となることも増えています。

例えば、営業成績は良くても勤務態度が悪く、クレームが多いAさんと、営業成績はそれほど高くないものの、堅実な仕事をしていて顧客からの好感度も高いBさんがいた場合、今までならAさんよりBさんのほうが高評価となることも少なくありませんでした。
しかし、テレワークになるとAさんの方が高評価になりやすいのです。

また、テレワークでできる仕事は主に、パソコン等を使った仕事に限られます。
営業なども、外回りは普通にしますが書類の作成などは自宅で行います。
可能な業務内容が限られるため、職種によってはテレワークにならないなどの不公平が生じるかもしれません。

運動不足に注意が必要

普段仕事をしていると、外回りをする営業職などはよく動き回りますが、内勤の人はあまり外出する機会もないので、ほとんど机の前にいるでしょう。
しかし、それでも社内を歩き回ることはあり、何より通勤のためにある程度動いているでしょう。

しかし、テレワークになると自宅で仕事をするため、通勤の必要もなくなり他部署へと社内で移動することもなくなります。
その結果、運動不足に陥りやすいのです。

テレワークで仕事をする場合、日用品や食料などの調達には出るでしょうが、仕事中は動く機会がほとんどありません。
朝から晩まで、ほとんどデスクで過ごすことになるでしょう。

慢性的な運動不足になった結果、いざ会社に通勤する頃になると体力が落ち、息切れするようになっているかもしれません。
それを防ぐためには、日々軽くでいいので運動する習慣をつけましょう。

毎日少し走るだけでもいいでしょう。
また、家の中でストレッチや筋トレをしてもかまいません。
要は、体を動かすことを忘れなければそれでいいのです。

まとめ

テレワークに切り替える際は、上記のようなデメリットがあることを忘れないようにしましょう。
テレワークのデメリットは、気を付ければ対策できるものばかりです。
それはつまり、気を付けていないと対策ができないということでもあります。
そのせいでテレワークができなくならないように、注意しておきましょう。
少なくとも、仕事は問題なくこなせるよう気を付けてください。

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